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2019年度第2回 設計開発における不具合未然防止のための知識活用セミナー(SSMセミナー)

■日 時:2020年2月6日(木)~2月7日(金)
■場 所:東京・日科技連 東高円寺ビル
■講 師
     田村泰彦(株式会社構造化知識研究所 代表取締役)
     古谷元洋(アズビル株式会社)
     長谷川充(株式会社構造化知識研究所 シニアコンサルタント)
■内 容
     ●第1日目(9:30~18:00)
      ・企業の現場における未然防止活動の状況
      (知識構造化シンポジウムのアンケート、再発防止・未然防止の課題、FMEA等手法の適用、標準化など)
      ・不具合に関する設計知識とその運用モデル
      (不具合情報の整理、活用に関する問題点、構造化知識マネジメントの必要性)
      ・不具合に関する構造化知識の整理方法
      (知識の再利用性(分節性、関係性、一般性)、SSMによる因果連鎖構造モデル、具体的な構造化知識の紹介)
      ・不具合に関する構造化知識の活用方法
      (SSMを用いた不具合未然防止の基本的な考え方、構造化知識ベースの検索支援辞書、知識活用シナリオと知識活用帳票、
       チェックリスト・FMEA・FTAなどの手法への活用)
      ・構造化知識マネジメントの企業導入例
      (アズビルほか、各社SSM実践とその効果、構造化知識マネジメントの導入・定着に向けた推進方法)
      ・構造化知識作成基本演習1
      (不具合発生メカニズムのシンプルな説明文からのSSM知識の作成)
     ●第2日目(9:30~16:30)
      ・不具合に関する構造化知識の整理方法
      (市場で発生した問題などの不具合事例やFault Tree図から構造化知識(SSM知識)を整理する方法)
      ・構造化知識作成基本演習2
      (SSM知識の誤文訂正、FT図からのSSM知識の作成)
      ・構造化知識作成本格演習
      (具体的な不具合事例を用いたSSM知識作成デモ、市場不具合事例を製品設計・工程設計に再利用するための知識化演習)
      ・総合質疑応答とまとめ
■備 考
      多くの方にご参加頂き、講義と演習を通じて、構造化知識マネジメントの重要性や構造化知識を作成する方法について
      理解を深めて頂きました。
      またトラブルの再発防止・未然防止活動を強化するための構造化知識の活用方法についても理解を深めて頂きました。
      企業実践例の紹介や総合質疑応答の際には、構造化知識マネジメント導入の進め方、知識一般化に必要な考え方、実際の知識
      検索をうまく進めるためのポイントなど様々な内容に議論が広がり、活発な質疑応答がなされました。
      また、会場に展示された未然防止支援ソフト「SSMmaster」も、休憩時間やセミナー終了後に時間を利用して、多くの参加者
      の方々に熱心に触れて頂きました。